むすめっこのオルクスライフ

オルクスオンライン。ゲームについて思ったこととか昔話とか。ストーリー文字起こし挫折。

第一章『魔物の蠢動』その2

最初から読みたい人→https://musumeorukusu.hatenablog.com/entry/2019/04/01/173430

 

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ガレリア大平原1

 

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船員モデスト「うん? ここで何してるかって? ここは明日の天気を計るのにちょうど良いんだよ。三年前に寄港した時、気づいてな。うん? あぁ、あんたか。お互い生き延びられて良かったよ。 でも放っておいてくれ。」

 

船員モデスト↓ イッケメーン

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船員モデスト「俺には善意なんて無意味だったんだよ。俺が止めようとしたあの男。あいつは最悪だ。危ないと忠告したら、俺を臆病者だってよ。あいつは大事な事を知らないからそう言える。あんな奴に俺から言える事は何もないよ。もういい。勝手に怪我でも何でもすれば良い。

あいつが危険な目に遭うのを止めないかって? 止めない。俺は善意なんて嘘だと思ったんだ。船長の適当な善意で半月も無為にした。でも、もしあんたに本当の善意があるって言うなら、「スーク」を狩って見せてくれ。」

 

【嘘と真実の力】モデストは、保身のためではない行動をするべきだと示して欲しいようだ。モデストに信用してもらうためには、彼が指定した魔物を倒した後、報告すれば良い。周囲を見渡せば、倒すべき魔物が見つかるはずだ。

 

船員モデスト「それじゃそこいらにいるし、五匹は自力で倒して、俺に見せてくれよ。本物って奴がこの世にあるのかどうか。」

 

スーク倒し。

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船員モデスト「俺だって……誰かに親切に……。あぁ、いや、なんでもない。なんだよ? ほ……本当に倒してきたのか。あんた本気でそういう……。」

 

船員モデスト「凄い奴だ……。あぁ、いや、でもな……。俺あいつに善意を侮辱されたんだぜ? これだけでそう簡単に……。

俺だってさ、善意ってやつの恩恵が欲しいよ。もし善意ってやつがこの世に必要って言うならあんたが俺にも善意をくれよ。

そうだな……俺は、食料を仕入れる仕事も任されていてな。その手伝いを、あんたが善意でしてくれるって言うなら、話は別だ。」

 

【能力には義務が伴う】モデストはこちらの善意を認めてくれたようだ。その上でもう一つ、何か頼みたいことがあるらしい。具体的な依頼の内容を聞いてみよう。

 

船員モデスト「「ベルクウ゛ォルフ」の肉は干し肉にしやすい。ここいらにいる奴らを狩って、5つ集めてきてくれ。それが俺の欲しい物だ。」

 

狩りまーす。

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船員モデスト「ほ……本当に持ってきてくれたのか⁉

……あ、ありがとう。あんた……なんていうかその……。いや、うん。結局こういうのが、精霊の望む思し召し、って事なのかな……。」

 

船員モデスト「正直……嬉しいと思った。あぁ、えっと……。それじゃあ、あいつの知らない事をあんたに話すよ。あいつを助けるのに必要な情報だ。

あいつさ、世の平和のために、自分はここで船が出る合図まで、魔物を狩っておく、って言ってやがった。合図なんて出るかよ。

今海は魔物で一杯だ。当面は港は使えない。多分引き際を逃して、いずれ怪我するだろうと思ったわけさ。これ、あいつに知らせるのか?」

 

【精霊より与えられし物】出航予告の鐘が鳴らないことを知らない旅人が、無理な戦いをしかねない状態のようだ。モデストは、怪物に見つかる恐れがあるため、平原の奥までは進めない。代わりに旅人に知らせに行こう。

 

船員モデスト「そうか……そうしてくれると……助かる。俺は……今更あいつと顔をあわせ辛いしな。俺達には多分……善意って奴が必要なんだ。」

 

 

冒険者アレクシオ「魔物が少ないおかげで、人と人同士で争うと皮肉を言われる立場のガレリアでさえこんなに魔物が増えるとはな……。

うん? この後船が出る事は当分ない? そうか。それは教えていただき助かった。しかし、何故貴方は私にそれを?」

 

アレクシオ↓

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冒険者アレクシオ「そうか。私はあの船乗りの彼を一度怒らせてしまっていたか。それはすまないことをした。

しかしただひとすらに人々に奉仕するという点 そこで我々は同じ物を見ているのかもな。私も、貴方も、彼も。

もし貴方が私と同じ志を、精霊の意思に従って人々への奉仕をこれからも重ねていくつもりだというなら一つ私の手伝いをしてくれないか? この先にいる商人のダミアノという男に、この荷物を届けてきて欲しいのだ。以前収集を頼まれていた物でな。」

 

【物資の輸送】冒険者アレクシオの依頼。生活必需品の入荷を手伝いたいようだ。

 「ガレリア大平原2」にいる「旅の商人ダミアノ」に薬草を届けてあげよう。

 

冒険者アレクシオ「助かる。彼には彼の、人々に物資を滞りなくいきわたらせる使命があるはずだ。私はここでもう少しだけ討伐を続けよう。」