第一章『魔物の蠢動』その1
港に立っている船員さんは無視られるようになったみたいです。可哀そうに。
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ガレリア王都
小隊長ティナ「あら、こんにちは。自己紹介が遅れたわね。わたしはティナ。はじめまして。そして、ようこそ。ガレリアへ。あなたはどこから来たのかしら?」
ティナ↓
【緊急入港の報告】船はぼろぼろだが、幸運にも大きな街の港にたどり着いたようだ。公的な立場を持っていそうな人に、セタ=グリア島の状況を伝えるべきだろう。
―セタ=グリアで起きた事と、脱出した船すら襲われた事を話した―
小隊長ティナ「……あぁさっきの騒ぎの船にあなたも乗っていたのね。話は聞いたわ。
船を襲う凶悪な魔物……。港側の警戒も強める必要がある。しかし人手も足らないこの時期に上層部が納得するか……?
あぁ、いえひとまず緊急入港の届けを出した方が良いわね。
あそこにいるヌンツィオという兵士が担当しているから、彼に報告すると
良いわ。この国の兵士の中では話が通じる方だし。」
門番ヌンツィオ「さっきから、ずいぶん港の方が騒がしいな。一体どうした?
緊急入港の報告か。ふむ。何故君が……? 船長は……沈みかけの船から荷下ろし中か。わかった。アクィラ号だな。受理しよう。
いくつかの島が魔物に襲われたと聞いている。そこから逃げた船の生き残りならよく助かったな。手厚く保護されるはずだ。
あぁ、そうだ。さっき入った船で思い出した。この先の「ガレリア大平原1」に、止めるのも聞かず、人が一人入ってしまってな。危険だ。
その場に、俺と一緒に止めようとしてくれた船員もいたんだが、追いかけて行った彼まで戻ってこないんだ。様子を見てくれないか?」
ヌンツィオ↓
【ガレリア大平原】ヌンツィオによると、危険なガレリア大平原1に話も聞かず男が入っていき、止めようとした船乗りも、一人追いかけていったまま戻ってこないようだ。向こうで何が起こっているのか確かめに行こう。
ちなみに、ここでビギナーポップドールが手に入ります。効果はレベルが低い間にルギアが多く手に入る事だったはず。
ビギナーポップドール↓(頭の上のやつ)
門番ヌンツィオ「すまないな。俺はここの番を離れられない。追っていったのは多分アクィラ号の船員だ。「船員モデスト」という奴をまず探してくれ。」